主食を米にしない

平均的な日本人の食卓をのぞいてみると、人多数の方が主食として白米を召し上がられているようです。この白米、そして天ぷらの衣などに使われる薄力粉、煮物や和え物に欠かせない砂糖を普段から料理に使い、あるいは、ケーキやクッキーという形で間食するなど、過度に精製された炭水化物や白糖の摂取が多くなっていることも気になります。

このように現代人の食事は、過度に精製された炭水化物に偏る一方で、タン白質、ビタミン、ミネラルの摂取が少なくなっています。食事は、ごはんよりも肉や魚などのおかずをメインに食べましょう。

忙しい生活の中では、食事の時間が十分に取れなかったり、不規則になったりすることも多々あります。そんな時、すぐ近くに手軽に食べ物を調達できるコンビニエンスストアなどがあれば、ついつい、手をのばしてしまうのも分からないではありません。ですが、問題はその食べる内容です。特に若い人は、ジャンクフードやインスタント食品ばかりを食べたり、ひどい場合には、食事がわりに菓子パンやスナック菓子、チョコレートとジュースだけしか摂らながったりする人も少なくないようです。

これは明らかに糖質・炭水化物の過剰摂取です。糖質・炭水化物を摂りすぎると、皮下脂肪や内臓脂肪を増やすことにつながるだけでなく、過剰に摂取した糖質を処理するために、ビタミンB群や亜鉛などの栄養素が消耗されてしまいます。ただでさえ、タン白質やビタミン、ミネラルがほとんど摂取できていないのに、ますます栄養不足を助長することになるのです。

低血糖や慢性疲労の人に食事について問診すると、ほぼ100%と言っていいほど、食事の回数や内容に問題があります。食事のかわりにスナック菓子、チョコレート、菓子パン、ジュースを主食にしている人も珍しくありません。

もはや食事とは言えないような品が食卓にあがっている家庭が少なくないことを痛感します。

加工食品はできるだけ控え、肉、魚、野菜を家で調理して偏りなく食べるという当たり前のことが、現代では難しいようです。しかし、こうした正しい食事をすれば、肌や髪や爪を美しく若々しく保ち、さらに多くの病気を予防することができるのです。